秋の花粉症!?原因や対策を解説

症状改善

夏が終わって肌寒くなってきましたね。

「くしゃみ・鼻水・せき」といった症状が現れる人も増えてくるかと思います。

季節の変わり目なので風邪と勘違いしてしまう方もいますが、実は「秋の花粉症」かもしれません。

花粉症と聞くと「春」をイメージしますが、「秋」でも花粉症を発症する方は結構います。

今回の記事では、秋の花粉症の原因や対策について解説します!

この記事をおすすめしたい方
  • 季節が変わって体調に変化を感じてきた
  • 風邪のような症状が出ている

花粉症とは

まず最初に花粉症についてですが、日本では約2人に1人が花粉症に罹患していると言われています。

花粉症のメカニズム

花粉が体内に入ることで異物を排除するための防御反応が起こり抗体が産生されます。

この抗体がどんどん蓄積されていき一定の量を超えると、アレルギー反応を起こすヒスタミンが分泌され、くしゃみや鼻水といった症状が現れるようになります。

花粉症を引き起こす花粉は約60種類あると言われており、有名なものだとスギやシラカバなどがあります。

これらの花粉は春頃に飛散のピークを迎えるため、一般的に花粉症は春に起こるものというイメージがあるのです。

しかし、実は種類によっては夏の終わりから秋にかけて飛散するものがあります。

そのためピークを過ぎた秋であっても花粉症を発症する方が見られるのです。

KUSURI
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寒くなってきたから風邪だと思っていたら、実は花粉症だったという話もよく聞きます。

秋の花粉症の原因

秋の花粉症となる植物は3つあるので、紹介していきます。

ブタクサ

ブタクサは東北以北には少ないですが、日本中あちこちで見られる秋の花粉症の代表格です。

もともと日本には生息していなかったのですが、明治時代にアメリカから持ち込まれ強い繁殖力により全国に分布していきました。

ブタクサは花粉の粒が小さいのが特徴で、スギの花粉と比べるとおよそ半分の大きさしかありません。

そのため、体内に入りやすくどんどん奥のほうまで侵入してしまいます。

飛散時期は8月〜10です。

ヨモギ

ヨモギと聞くと草餅を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

葉の部分は美味しく食べられるヨモギですが、秋頃に咲く花は秋の花粉症の原因の一つです。

ヨモギは地下茎というタイプの植物で、地中でどんどん根を伸ばしていきます。

そのため、駆除する際は根っこから全て取り除かないとすぐに生えてきてしまうので注意が必要です。

ヨモギの花粉も比較的小さいので体内に入り込みやすいです。

飛散時期は8月〜10月です。

カナムグラ

カナムグラは別名「ジャパニーズホップ」とも呼ばれており、茎にトゲがあるのが特徴です。

花粉の大きさはスギと同じくらいですが、カナムグラの花粉は人によってアレルギー結膜炎の症状を起こす場合があるので注意が必要です。

飛散時期は8月〜10月です。

秋の花粉症の対策

基本的には、春の花粉症と同じような対策方法で問題ありません。

ここではいくつか紹介しますので、参考にしてみてください。

  • 外出する際は、マスクやメガネを着用する
  • ウールなどの花粉が付着しやすい上着は避け、表面がツルツルしたものを選ぶ
  • 帰宅時は手洗いとうがいを徹底する
  • 洗濯物を外干しするのは避け、室内で乾燥させる
  • 空気清浄機を使用する

医薬品の使用も視野に

つらい症状があるときは、医薬品を使用することで症状を抑えることができます。

花粉症におすすめの医薬品を紹介するので、参考にしてみてください。

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フェキソフェナジン塩酸塩 120mg(1日量:2錠中)

容量・価格

14錠:1,446円

28錠:2,075円

56錠:3,850円

用法用量

1日2回、1回1錠

アレグラFXはアレルギー薬に分類され、もともとは医療用医薬品として販売されていた成分を一般用医薬品として流用したものになります。

そのため、くしゃみや鼻水といったアレルギー症状に確かな効果を発揮します。

この薬には、「アレルギー誘発物質の放出を抑える」「すでに発症した症状を抑える」「症状の悪化を防ぐ」といった効果があります。

有効成分の「フェキソフェナジン」は抗ヒスタミン成分に分類されます。

抗ヒスタミン成分には、「眠くなりやすい第一世代」と「眠くなるのを軽減した第二世代」がありますが、フェキソフェナジンは第二世代のため眠くなりにくいです。

また、アレグラFXは1日2回の服用で24時間効果が持続するため、忙しい方にもおすすめです!

KUSURI
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つらい症状は我慢せずに医薬品を使用しましょう!

まとめ

秋の花粉症は、季節の変わり目ということもあって風邪と見分けがつきにくいです。

気になる症状がある場合は、病院を受診したりアレルギー薬を使用したりして早めに対処しましょう。

最後までご覧頂き、誠にありがとうございました。

皆様のお悩みを解決する手助けになりましたら幸いです。

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