ブロッコリーの美容効果・成分・見分け方を解説

• エネルギー：37kcal
• たんぱく質：5.4g
• 脂質：0.6g
• 炭水化物：6.6g
• ビタミンA（βカロテン当量）：900μg
• ビタミンC：140mg
• ビタミンK：210μg
• カリウム：460mg
• 食物繊維：5.1g

エネルギーは身体を動かすために必要となるもので、カロリーで表されます。

一般的にカロリーが高いものをたくさん摂取すると太りやすくなってしまいますが、ブロッコリーは37kcalと非常にヘルシーです。

たんぱく質は身体の構成に必要な成分で、髪・爪・筋肉・臓器などあらゆる部位の材料となります。

野菜よりも肉や魚に多く含まれています。

脂質も摂りすぎると太りやすくなってしまいますが、身体を動かすエネルギー源となるため必要不可欠な成分です。

しかしブロッコリーに含まれる脂質はわずかなので、他の食材で補うと良いでしょう。

炭水化物は「糖質」と「食物繊維」の総称で、糖質は身体の細胞が活動するために重要な成分です。

米や麺、パンといった主食に多く含まれています。

ビタミンAは、皮膚や目の粘膜を健康に保つ効果があります。

また、肌の細胞を活性化させターンオーバーを促す効果もあります。

ビタミンCはメラニンの抑制・コラーゲンの生成促進といった効果があり、シミやしわを改善してくれます。

また、強い抗酸化作用も持っており老化防止も期待できます。

ビタミンKはコラーゲン生成促進効果があり、肌のハリを保つことができます。

また、体内でも作られており腸内細菌の産生にも関わっていますが、必要量を満たすためには食事からの摂取が必要です。

カリウムはミネラルの一種で、細胞の浸透圧を維持する役割があります。

また、血圧を下げる・むくみを改善するといった効果もあるので、肥満気味の方は積極的に摂取したい成分です。

食物繊維は便通を整える効果があり、便秘の防止が期待できます。

また、脂質・糖・塩分を体外へ排出する働きもあるため、生活習慣病の予防・改善にも効果を発揮します。

ビタミンAが持つターンオーバーを促進させる効果は、肌の健康を保つ上で非常に重要です。

ターンオーバーとは古い角質を剥がし新しい細胞に生まれ変わることを言い、通常は約28日周期であると言われています。

シミやニキビができてしまっている肌も、ターンオーバーを繰り返すことで徐々に綺麗になっていきます。

なかなか改善されない方はターンオーバーの周期が乱れている可能性が考えられるため、積極的にビタミンAを摂取してターンオーバーを促しましょう！

メラミンはシミの原因となりますし、コラーゲンが不足すると肌の弾力が失われてたるみが出てきます。

しかし、メラミンやコラーゲンの抑制・促進をコントロールして改善できるのがビタミンCです。

他にも肌トラブルの原因として老化が挙げられますが、抗酸化作用により肌が衰えるのを防ぐ効果も期待できます。

良い成分は増やして悪い成分は減らす、肌そのものの老化を防ぐといった様々なアプローチができるのがビタミンCの強みですね！

ビタミンKは、ハリのある若々しい肌を保つために非常に重要です。

コラーゲンの生成を促進するのはもちろんですが、バリア機能を高めて肌のダメージを軽減する効果もあります。

肌というものはとても繊細なので、外部からの刺激には弱くダメージを受けやすいです。

せっかく状態の良い肌を保っていても、日常生活の中で少なからず傷ついてしまうことがあります。

しかしビタミンKを十分に摂取しておくことで、修復機能がアップして健やかな肌へ元通りにしてくれます！

食物繊維は便秘の解消に効果があるとお話ししましたが、実は便秘と肌には深い繋がりがあります。

便秘になると有害物質が血液中へ移行し血流が悪くなり、ニキビを始めとした肌荒れを起こしやすい状態になってしまいます。

肌荒れを防ぐためには、まずは便秘を防ぐことが重要なのです。

食物繊維をしっかり摂取してお通じを改善し、肌の調子も整えましょう！

全体的に緑色が濃いものは新鮮な証拠です。

ブロッコリーは劣化してくると黄色く変色してくるので注意が必要です。

ブロッコリーの蕾（上の部分）を見てみると、開いてスカスカなものとギュッと密集しているものがあります。

蕾が密集して閉じているものの方が新鮮なので、しっかり観察してみてくださいね。

茎を見てみると、乾燥してひび割れのような空洞があるものとみずみずしく切り口が綺麗なものがあります。

茎がみずみずしく切り口が綺麗なものの方が新鮮なので、手に取って茎まで観察するようにしましょう。